2018年 08月 26日
将来なっていたいもの? |
PhDについては、今は完全に努力不足ですし、これからまた積み上げて行く必要があります。直近ではCFAを取るなどして、基礎は積み上げておきたいと思っています。その後については、MBA進学後に考えて行くべき問題だと感じている次第です。ただ、PhDを見据える場合にMBAで良いのか、MFin出なくて良いのか、一方で、仮にPhDに興味がなくなった場合にMBAに行っておけば良かったと後悔しないか、双方の選択肢が排他的な場合はどうすれば良いのか、また、MBAからの選択肢としてPhDを取れるのか/そもそも取るべきなのかを考えることが、今の自分の中では重要な検討事項になっているように思います。
教養については、世界中の美術館・博物館に行くだけではなく、様々ジャンルを通じて、時代毎やアーティスト毎の芸術的貢献に関する分析は何となくできるようにはなってきましたし、プライシングという点においては、Sotheby'sのカタログを見るなどして、値段感などを調べるようにはしています。また、ジャンル毎に自分で絵を買ったりもしています。ロンドンには様々なギャラリーがあり、LSE時代にMayfairやHigh Holborn、Camdenなどによく絵を買うためにギャラリーに行っていました。フランスに数回旅行した時も、レストランに飾ってある良い絵があれば、直接店の店主にどこで買ったかを聞いたりして、何がいくらくらいで買えるのか?ということについては肌感でわかるようになってきたような気がします。LSE時代に芸術作品のバリュエーションの講義を受けていたこともあり、絵画のプライシングがどのように形成されているかという点についても分析的に見れると思っていましたが、実際に作品のある場所へビジットして実際に購入する段階になると、正直わからない点も多々あります。その際にはやはり現場感というものが必要であると強く感じる次第です。今の自分には分析的に見る力はまだまだ足りないですし、現場感も足りないことにはなります。
絶対的貧困の根絶という点については時間の問題で解消されうるとされていますが、相対的貧困そのものは無くならないと思われますし、アフリカに限らず、様々な国、地域で貧困というのはかなりの確率で起こりうる問題です。ただ、この貧困に喘ぐ国、地域に住む人々を救えません。それは金銭的な面もありますし、経験も知識もまだまだ足りないような気がしています。やはりボランティアだけでは多少の問題は解決できますが、スピードもインパクトもそれほど大きいものにはなり得ないような印象を受けています。実際にやっていると、無料で自発的に取り組む姿勢は重要ではありますが、継続的にコミットメントを強く持つとなると、限界があります。それを考慮すると、ボランティアの形には限界があり、別の方法を考える必要があるように思います。
ざっくりしていますが、自分の能力不足には呆れるものがあります。より高みを目指して自分で自分のことがレベルが高いと言えるようになりたいと思いますし、そのためには努力をよりしなければならないようにも思っています。可能な限り。
by lse_keio_sfc
| 2018-08-26 00:46
| 将来
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