2018年 08月 20日
次の一手は? |
とは言え、現状で従事している業務であったり、将来的なことを勘案すると、MBAに終始せざるを得ない面があります。理由としては、自分のキャリアで言えば、MBAはキャリアチェンジの幅が広い点や得られるポジションがエントリーレベルに逆戻りする必要がなくなる点です。加えて、スキルはもちろん高めたいと思ってはいるものの、どちらかというと、意思決定のトレーニングをする必要性に迫られている点が理由となります。また、MBAの場合、様々なところからスカウトが来るため、自分のバックグラウンドが有利に働くことも想定されます。
トップ校の場合、比較的アーリーの段階でリーチして来るように思います。Exclusive〇〇と題でいきなりメールが送られてきたり、某職業用SNS経由で直接「うちのMBAの〇〇と会ってほしい」だったり、「もし、当校に興味があれば、1on1のセッションをAdminと設けさせてもらいたい」というようなメールが割ときます。最高峰と称される某MBAでは、「必ず当校受かるためのセッション」みたいなのを”Exclusive”という件名で送ってきたりもするかと思えば、某5星ホテルでご馳走になりながら話を聞くなどもあります(ファイブスターや星付きのレストランは普段使いのため、正直あまり刺さりませんが)。選択肢は多々ある中で何を選ぶのか、というのは正直難しい話です。とはいえ、実際に受かることができるかと言えば、わかりません。縁といったところなのだと思いますし、受かってない以上、自分がアドバンテージを本当に受けていたとしてもあまり意味のない話なのかもしれません。トップ校というのはアメリカの7校+欧州の2校です。
あとは、想定以上に早くポジションが上がっているので、もう少し時間をとって視野を広げたいというのもあります。海外だけでもプライベートで100回程は旅行に行っていますが、日々価値観が移り変わる中で、見て感じるものも同時に変化すると思われるため、時間をとって様々なチャレンジをしてみたいと思う次第です。ただ、チャレンジという言葉が何を指しているのかはまだ定義できていません。ただ、今までやれなかったことをやりたい。また、LSEの留学中に行けなかったRest of Europeに行きたいというのは強くあるかもしれません。個人的に生活の質で考えれば圧倒的にヨーロッパ一択なのですが、教育をアジアとヨーロッパでしか経験していない自分としては、アメリカの視点があっても良いのかもしれないと思う次第です。ロンドンで会うアメリカ人はあくまでも外国人慣れしているオープンなアメリカ人であるように思いますし、あまりにもエスタブリッシュメントされすぎている人間たちという印象を受けているので、MBAでもう少し州立などの公立校出身のアメリカ人と交わってみても良いのかもしれません。また、ビジネスの教育で言えば、アメリカのMBA教育を受けてみたいというのはあります。
次の一手を考える前に小休止を行いたいというのが正直なところで、小休止までに経験やナレッジを蓄積しておきたいと思っています。ただ、本当に行くのかどうかはまだ未定ではありますが。
by lse_keio_sfc
| 2018-08-20 22:17
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