2016年 08月 31日
ロンドンの他大学 |
さて、LLMの友人が香港に行くみたいだ。中国の一流大学を卒業後、上海のローファームに従事。その後LSEのLLMに入学し、次は香港に行くみたいだ。香港ではJD(法学博士)を取得したいと考えているようで、その後、ローファームのアソシエイトとして、職務に従事したいと言っていた。
一応インペリアル、UCLやキングズカレッジなど、ランキングで特に高い大学があるし、London Business Schoolは名門中の名門ビジネススクールでもある。また、億万長者になる人間はロンドン大学、特にLSE出身者が多いことからも、教育水準の高さを物語っているように思う。以前にもブログに書いたように、LSE出身者の卒業15年後の年収は5000万を超えているため、billionaireくらいいても特に何も感じないように思う。
そもそもこの規模になると、最初から資産のある人間か、起業して一発当てるくらいの人間しかこうしたレベルのお金を稼げないのではないかと思いがちであるが、Fortune 500にはいるようなリーディングカンパニーのCEOや投資家などもそうしたビリオネアになるための道筋であろう。
それはさておき、まず、簡単なイメージ的なポジショニングでいくと、LSEとインペリアルがトップにあり、次にUCLが来る。そのあとにキングズ。そしてSOASなど他のロンドン大学があるといった印象だ。とはいえ、細かくランキング分けすることは大変難しく、こうしたイメージを持つのがいいだろう。
特徴でいくと、
LSE:社会科学系の大学。イメージ的には一橋だが、いる人間の雰囲気は慶応やコロンビア。
imperial:理系特化の大学。イメージ的には東工大だが、こちらも前者の理系版といった感じ。
UCL:総合大学。イメージは完全に早稲田。ロンドン大学最古の名門であるし、ランキングも高い。
Kings:この大学も名門のようだ。阪大(?)的なイメージ。ランキングも20〜30位を行き来するレベル。アイビーリーグからの留学生も比較的いるようだ。UCバークレーの人間もこの学校に受かった時にかなり喜んでいたのを思い出す。War Studyが有名。
SOAS:イメージはマーチ。東洋とアフリカに特化した地域研究型の大学。
その他ロンドンにある大学:まちまち。
簡単な紹介はそんな感じである。
参考になれば。
by lse_keio_sfc
| 2016-08-31 00:21
| LSE
|
Comments(0)