ロジカル・シンキングと言う言葉を一度は聞いたことがあるだろう。僕は学部生時代から一貫してロジカルであると言われ続けてきた。とはいえ、論理的思考ができずにどうして物事を伝えることができるのだろうか、そんな風に思うことも少なくない。
とは言いつつも、普段の生活でロジカルではない場面に出くわすこともままある。理不尽な場面に出くわしてしまうと、どうしても納得ができないことも多い。そんなことを言うと、「日本人的ではない」と言われるかもしれないが、価値観の問題であるため、それはそれで仕方ない。
しかしながら、普段の生活で密接に関わっている人間たちの場合であれば、理不尽なことに直面する機会がほとんどないため、正直そんなことを考えることはない。LSEにいたときはバリバリロジカルでキレキレの人間もそれなりにいたので、今思うと恵まれていたのかもしれない(といいつつ、今もLSE生だが、授業がないので笑)。感覚でいうと、コンサルのグループケースなどでありえないレベルでロジカルな奴がたまにいるが(大抵東大理系院生)、それが当たり前のレベルというと分かりやすいだろうか。
その当たり前の感覚から外に出てしまうと、どうしても理にかなっていないと感じる機会も多々有る。とはいえ、そうした自分たちのからにこもっていては自分が成長しないため、ここら辺は変えていかないといけないところだ。価値観の合う人間と常に一緒にいることは自分にとって楽なことも多いが、それだけではダメだなと思う次第である。