2016年 06月 18日
良い会社の選び方 |
良い会社の選び方ということについて書いてみたい。最近は色々と考えることがあった。ただ、記事を更新できなかったことには関係がない。というのも、記事を投稿できなかったのは、2回ともWi-Fiの接続状況でダメになってしまったからである。
よい会社というのはどんなものか、それについて書いておきたい。僕はたまたま日本でも世界でもレピュテーションの高い会社にオファーをもらうことができたが、必ずしもそれが”よい会社”であるとは限らない。それを前提にして話を進めたいと思う。
僕の中では3つの定義がある。
1.自分にあっている会社であること
多くの人は”自分の理想”である会社に行こうとする。しかし、それは必ずしも幸福を生み出すとは限らない。というのも、自分の実力以上の会社でも実力以下の会社でも、自分の満足を得ることができないからである。
2.人を育てる土壌があること
人を育てる土壌というと、日系企業を反射的に思い浮かべがちで、外資は逆にすぐに首を切るので、人を育てないという考えがあるが、これは往々にして正しいとは言えない答えである。そもそも日系か外資かという議論もそうだし、働く場所がロンドンか日本かという議論も意味をなさない。本質的に重要なのは、その会社がどんな会社なのか?である。ただ、もちろん傾向はある。日本企業は、目に見える研修という名の育て方であったり、育てるだけの期間があったりする。緩やかな成長ではあるが、ドロップアウトすることなく、着実に成長させるような風土があるようにも思う。一方で、外資戦略コンサルや投資銀行は、業務を通じたプレッシャーの中で育てる傾向にある。また、その成長過程で必要なものはお金を投資してくれることが日本人の一般的なバイアスを考えれば、意外とたくさんある。コンサルはMBA、投資銀行はニューヨーク研修1ヶ月などがある。他には他の業界にも使える汎用性のあるスキルが3年ごとにつくようになっているなどである。
3.キャリアパスに通じたものであること
その会社を通じて何ができるようになるのか。それが重要な指標である。終身雇用という制度は崩れつつある昨今、一つの会社で人生を終えることは少なくなっていくように思う。そのことから、今からの時代は自分でキャリアをどうするのかを常に考える必要がある。その会社に入ることで、結果的に自分のキャリアゴールに続いているものなのか、それを考慮する必要があるだろう。
簡単に書いたが、実際には多くある。機会があれば、また書きたい。
by lse_keio_sfc
| 2016-06-18 04:48
| 就活
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