最近、いろいろと忙しくなってきた。大学の課題もあるし、企業から課されているものもあって、バランスをとりながら進めるという形になっている。LSEの一年はものすごくハードで、半年で大学のほぼすべての授業が終わり、残り半年でいろいろと卒論であったり、エッセイであったり、テストであったりと進めなければならない。と、これらは大変なのだが、実際にはこれだけだと比較的余裕がある。LSEの一年がなぜ大変なのかというと、これに加えて、就職活動も同時に行わなければならないからだ。内定者インターンであったり、内定がかかっているインターンであったりと、同時並行で進めなければならないことが多い。大体、11月に就活をして、それから3月まで大学の授業に集中。3月から6月までがエッセイ、テスト、そして、卒論のアウトラインということになるが、卒論は6月の中盤くらいででその殆どを仕上げている必要がある。実際には9月提出なのだが、基本的にインターンは2ヶ月前後であることが多く、その期間は丸々インターンに集中しなければならないためだ。
インターンに参加するとなると、事前課題が与えられ、修士一つ取れるのではないか、と思うくらいの課題を課されるような気がしないでもない(若干誇張かもしれないが、実際には本当にきつかったりする(笑))。ただ、プロフェッショナルファームでやっていくことを考えると、常にこうした状況でマルチタスクを行っていかなければならない、というより、もっとデッドラインが迫った形で精神的にも体力的にも追い詰められながらやらないということが目に見えてわかる。逆にいえば、それだけ成長できる機会があるということなので、自分としては喜ばしいことだと思う。おそらく、成長意欲がなければ、こうした業界で働く意味を見出せないので。正直、最近日経新聞や、ニュースピックスなどの就活関連記事を見ていると、「給料は高いが、リストラもあるし、激務だ」と書いている記事を目にする。正直、そうした考え方はナンセンスなように思う。ジュニアのレベルでリストラの対象になることは殆どないように思う(コストがあまりかからない)。また、激務というのは、優秀な人間は仕事がどうしても忙しくなるし、逆に言えば、たくさんの機会が与えられるということになる。そのたくさんの機会を生かすも殺すも自分次第、ということになるのではないだろうか。ネガティブな言い方をすれば上記のような言い方になるが、ポジティブな言い方をすれば、「給料が高くて、優秀な人間が多く、成長の機会に溢れている環境」ということもできる。所詮、いい環境かどうかなんて自分の心が決めるものであって、他人が決めることではない。それでもやはり体力や精神が疲れることもあるので、それには注意していかなければならないなと。
また、職業関連にしても、大学関連にしても、勉強と一口に言っても、多彩なやり方がある。一つ一つを工夫して、より効率良くアウトプットを出したり、チームワークのものがあれば、いかに自分の意見をうまく出せるかを考えていく必要があるように思う。また、勉強をしつつ、ポイントはどこなのかを考えていく必要があるように思う。僕の場合は、仕事に関してはそれが得意なように思うが、アカデミックの面では、学部生時代を除いて、あまり得意ではないかもしれない。難しい面は少なくないなと。自分のネイティブの言語ではないことや、修士に臨む上で、関連するアカデミックのバックグラウンドがないことの2点がそのように感じさせる要因ではないかと思う。
アカデミックな面でやっていくことは、分野に慣れさえすれば、特に問題のないことなのかもしれない。ただ、僕の場合は、アカデミックなものよりも、ビジネスの方が楽しいと思えるし、また、いくら考えても飽きない。考え続けられる。そうしたことがあるため、早く大学院の勉強を終わらせ、ビジネスの世界に行きたいなと。自分には向き不向きがあるように思う。また、PhDをでてから、同様のプロフェッショナルファームに入ろうとしていたことを考えると、今の選択肢が正解だと思う。自分の適性や好みに合わせて、自分の長所を伸ばし続けられるところを見つけるということも、一流の人材でい続ける条件なのではないか、そんな風に思う。
大変なことは多くあるし、それから逃げることもしたくない。今の現状と向き合い、自分自身を律していきたいと思う。