2015年 12月 28日
ロンドンのクリスマス |
ロンドンでのクリスマスについて書いてみたい。こちらにおけるクリスマスは日本で言う正月に近いような感覚だ。日本では、基本的に元旦は家族と過ごすという人も多いと思うが、こちらでは、クリスマスがそんな役割を果たしている。日本では、クリスマスというと、どちらかというと、カップルのための祝い事のような雰囲気もあるのとは対照的だ。
実際、それを象徴するように、クリスマスは完全に休みで、電車やバスなどの交通機関は一気にストップするし、大体の店はシャットダウンする。感覚で言うと、日本の田舎の正月のような感じだ。フラットの人間も自分の国に帰ったり、家族に近いような人間たちと過ごしているのを見ると、本当に正月かと思うほどである。一方、正月はというと、正月は日本のクリスマスをジェネラルにしたようなイメージで、友人たちとカウントダウンしたりするなどのイメージが有る。そのため、正月はそれほど重要ではなく、休日も一日しかない。何となく、違和感があるが、こちらではそんな感じだ。
日本人はどう過ごすのかというと、基本的に異国の地であることや、妻子持ちの人以外は淡々と過ごすことになる。というのも、交通機関が止まっている上に、店も開いていない。また、授業が始まって短期間の間にパートナーができることもまずありえない上、それが日本人同士でなければ、そもそも日本のようなクリスマスを過ごすということがなくなってしまう。こうした条件から、日本人のクリスマスは課題や復習に追われ、何事もなかったかのように過ぎていく。もちろん、例外はあるものの。
クリスマス?なにそれおいしいの?的な感じである。
by lse_keio_sfc
| 2015-12-28 07:34
| 日常
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