2015年 09月 28日
旅行 |
今年は毎週旅行しているような感覚だ。それは感覚であって、現実ではない。しかし、異常な頻度で様々な国々に行っている。もう10カ国、20カ国は行ったかなというイメージ。これだけたくさんの国に行くというのは運がいいとしか言いようがないが、実際にやっている身としてはもう飽きてしまった、としか思わない。
最初は楽しいのだが、だんだんと楽しみが減ってくる。僕はもう既に行きたい国は特にない。それくらい旅行した。飽きたと思うくらいやったことは本当に素晴らしいと自分でも思う。それくらいやらないと一生後悔する。一生後悔しないということが一番重要だ。少なくとも自分にとっては。一生懸命やったことは必ず後悔しない。自分が飽きるほど、諦められるほど挑戦する、やりたいことをやる、ということをしておけば、自分への後悔はない。逆にやらなかったことは後悔する。これは何があろうとも自分の心から消えることはない。自分へ言い訳していいのか?自分はその程度で終わっていいのか?僕はいつもそう考える。自分の心の叫び、根底にある正直な考えから目をそらさず、真剣に向き合い、本気で取り組む。その結果としてよい結果、悪い結果、両方あるかもしれない。だけど、絶対に後悔することはない。そんな感覚だ。
旅行に対してそんなに本気で考えないといけないのか?と聞かれれば、必ずしもそうではないと思う。人それぞれの価値観があり、考え方も多様だ。だから、特に相手に合わせる必要性は一切ない。自分の価値観で本気でやりたいことがあると思う。それが何であろうがいい。ただ、僕にとってもっと追求したいと考えたのが旅行だったから、旅行に真剣になっただけだ。留学もそうだと思う。
若干本題からそれるが、僕の考える一流と二流の違いは、周りとの違いを恐れるか、それともそうじゃないかだと思う。人と同じでいたい、でも、同じような価値観の中で一番を目指したい。人からすごいと思われたい、などと思うことがあると思う。でも、正直そんなのはどうでもいいことだ。だけど、それを気にしてしまうのが結果的に二流で終わってしまう人間だと思う。そうでない人間は他人の目など関係なく、自分の信じる道、自分の考えることを頼りに次の物事を追求できる人間かどうかではないだろうか。もちろん一流の要素は他にある。だが、それを構成するものの一つとしてそういったことがあるように思う。
旅行を単なる旅行と考えず、自分の好奇心に沿って本気で取り組んできた。それが今の満足につながっている。これからも、そうした気持ちを忘れないようにしたい。
by lse_keio_sfc
| 2015-09-28 21:58
| 修士
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