2015年 07月 25日
LSEでの生活 |
LSEで生活していることはしているものの、していないといえばしていない感じの現在、日本人を見るが、いい人が多いのではないかと思う。各国から来ている学生の中でも、日本人のバックグラウンドは群を抜いて優秀な上、ちゃんとした人が多いのではないかと感じている。
LSEは官庁出身のイメージが強いかもしれないが、実際に日本人のマジョリティーは官庁出身のように思う。世間の印象とは裏腹に本当に謙虚で、高い志を持ちつつ学業に励まれている方が多い印象。他には、外銀外コン出身者や、弁護士、現地/国内新卒/ギャップイヤーを挟んで来ている人や、途上国にて働いていた/活動されていた方など、それぞれ個性がある感じだと思う。
毎回毎回自分の将来とかそういう感じで考えているわけではなく、たわいもない話や教養系の話をしたりする。これらを意識してやるというより、自然体でできているところ、また、楽しくできているところ、というのが、今の僕にとって居心地よくできている状態なのではないかと思っている。
大学の環境も本当によく、建築や図書館など、本当に満足できるものが多い。外国人(自分もこちらにあたるのだが)も割と面白い人が多く、「LSEに僕が受かるなんて奇跡だ!!!」とか言っている人もいた。ままいろいろあるし、これからも苦しいこともあると思うが、楽しんでいきたい。
追記:LSEは特に学歴というイメージではなく、とりあえず、トランジット的に世界の一流大学には留学しておきたい的な感じのイメージで来る方がいいかもしれません。個人的にはLSEにいることで自分のブランド力が上がっているかというと、そうは一切思いません。本当に自分に満足するという視点で来るならば、ハーバードやMITなどの方がいいかもしれません。オックスブリッジはブランド力が高いため、精神安定的な感じにはなるかもしれないです。
by lse_keio_sfc
| 2015-07-25 23:47
| LSE
|
Comments(3)
Commented
at 2015-07-31 05:04
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
at 2015-07-31 05:37
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
lse_keio_sfc at 2015-08-01 08:12
> 沙羅さん
ありがとうございます。インペリアルは割と友人の友人とか、知り合いの知り合いという形で多くいらっしゃいますので、必ずヴィジットすることになるかと思います。インペリアルは本当に素晴らしい大学及び環境だと思います。
日本の理系出身者で修士かつイギリスに来る人は確かに少ないかもしれません。というのも、5年間のファンディングが確約されているアメリカのPhDの方が魅力的に感じる人が多いように思いますし、院生からイギリスに行く場合だと、インペリアルのPhDでファンディングが確約されている場所に行くというのが流れなのかもしれません。僕の周りで理系だと、分野にもよりますが、MIT、StanfordやBerkleyなどのUS系に学部から直接受験する人が多かったように思います。また、日本に強い分野がある場合はそのままという人もいたように思います。
日本の研究環境やアメリカのPhD環境を考えると、相対的にイギリスの理系に人が少なくなってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
社会科学系はまだまだ日本では未発達というよりは、教育手法がうまく確立されていないような気もします。教育そのもののレベルは高いのですが、⑴練成がうまくいっていないこと、⑵分野横断的に考える機会がないこと、⑶分析手法を勉強する機会があまりないこと。それらのことがこれから発達して欲しいと思いますし、日本の教育がより良くなる要因になってくると思います。ただ、東大経済(経済研究科含む)は大変優秀な方が多く、海外大学院(US top 5やLSE)にも行っている方も多いように思います。そのようなところもあると思いますので、上記3点が必ずしも当てはまるわけではありませんが、多くの場合、そうしたことは往々にしてあるかと思います。
語学、海外経験が重要視されている昨今では、これから海外留学への注目が集まる余地はあるかと考えていますし、必要になれば、留学生も増えるかと思いますので、私はあまり心配してはいません。
ありがとうございます。インペリアルは割と友人の友人とか、知り合いの知り合いという形で多くいらっしゃいますので、必ずヴィジットすることになるかと思います。インペリアルは本当に素晴らしい大学及び環境だと思います。
日本の理系出身者で修士かつイギリスに来る人は確かに少ないかもしれません。というのも、5年間のファンディングが確約されているアメリカのPhDの方が魅力的に感じる人が多いように思いますし、院生からイギリスに行く場合だと、インペリアルのPhDでファンディングが確約されている場所に行くというのが流れなのかもしれません。僕の周りで理系だと、分野にもよりますが、MIT、StanfordやBerkleyなどのUS系に学部から直接受験する人が多かったように思います。また、日本に強い分野がある場合はそのままという人もいたように思います。
日本の研究環境やアメリカのPhD環境を考えると、相対的にイギリスの理系に人が少なくなってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
社会科学系はまだまだ日本では未発達というよりは、教育手法がうまく確立されていないような気もします。教育そのもののレベルは高いのですが、⑴練成がうまくいっていないこと、⑵分野横断的に考える機会がないこと、⑶分析手法を勉強する機会があまりないこと。それらのことがこれから発達して欲しいと思いますし、日本の教育がより良くなる要因になってくると思います。ただ、東大経済(経済研究科含む)は大変優秀な方が多く、海外大学院(US top 5やLSE)にも行っている方も多いように思います。そのようなところもあると思いますので、上記3点が必ずしも当てはまるわけではありませんが、多くの場合、そうしたことは往々にしてあるかと思います。
語学、海外経験が重要視されている昨今では、これから海外留学への注目が集まる余地はあるかと考えていますし、必要になれば、留学生も増えるかと思いますので、私はあまり心配してはいません。
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