2015年 06月 10日
一生懸命になるということ |
一生懸命になるということ、熱心にやろうと思うこと。それらは人生の中であまり多くないし、僕はなんとなく熱中できるものがほとんどなかったと思う。いつも冷静で、別にそんなに一緒にならなくてもいいんじゃないの?と思ったことも少なくない。例えば、大学受験でも、学部時代の勉強でも、就職活動でも、何でも自分を温存してやってきた。なんでみんながそんなに一生懸命にやっているのかわからなかったりした。というのも、時間を効率的に使ったり、得意なことにリソースを使えばいいじゃないかと思いながらやっていたからだ。つまり、効率重視で何でもやっていたということだ。
でも、効率だけでできることとそうじゃないことが多々有ることに気がついた。どうしてもマンパワーでやらなければならないことがある。それを自分に興味があることに一生懸命になり、気合いで乗り切る。そうしたことも一つの重要なことなのだと、最近気付かさせられた。個人プレーでできるのであれば、効率重視で自由に何でもやっていけばいいが、集団に属する場合、そんなことはできないし、個人だけでできないことが割り振られていたりする。その結果として、マンパワーでゴリゴリとやっていく必要がある場合も出てくる。
その際にセルフドライブする力が必要だったり、興味を持てるよう努めたりする必要がある。そうすることで、面白いことをやっている感覚になるし、頑張ろうという気持ちになる。ただ、それらをやっても、自分が一生懸命になれることに出会えるなんてそう多くはない。けれども、近年はそうしたことが増えている気がする。限界を超えてできることがあるというのは、本当にいいことだな。心からそう思う。
by lse_keio_sfc
| 2015-06-10 14:09
| 自分
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