2015年 10月 18日
Time is Money |
"時間はお金だ"とか"Time is money"ということをよく聞くかもしれない。それは事実だと思う。何をやるにしても、というわけではないが、早めに何かをしておくと、後々金のなる木を見つけたり、実際にそれにしたりすることができる機会が多くなる。また、アンビションも成し遂げられる可能性も出てくる。だが、日本人の場合、割と短期的にしか見ない人が多いのではないか、そう感じることが結構ある。
例えば、よく出てくる話なのが、「お金」の問題である。お金なんて正直な話あとでいくらでも返せるはずなのに、全く投資しない人が多いように感じてならない。留学の話で言えば、「就職してから・・・」、「博士から・・・」と言っている人が多いのだが、年が経つと、機会コストが年々増大するので、結局留学しない、といったことになる。また、働いたとしても、はっきり言ってお金なんて一部の投資銀行などを除いてお金なんて貯まるはずがないのに、就職したらお金がたまって留学に行けると思っている人が多いように思う。間違いではないのだが、結局ダメになることが多い。そして、結局留学に対するコンプレックスがたまったまま自分で解決できない問題になる、ような気がしてならない。
はっきり言って、何をやるにしても「今しかできない」という気持ちで臨む以外に自分を変える方法はない。Time is moneyの概念を計算して見たければ、DCF(Discounted Cash Flow)の概念を使うと良い。すると、未来のお金と価値と現在のお金の価値が全く違うなんてことは当たり前だ。投資を先にすればするほど投資価値は高くなるし、あとになればなるほど、投資価値は小さくなってくる。ただ、僕たちは過去には戻れないので、価値を最大化しようと思えば、今しかない。
そんな感じですかね。
by lse_keio_sfc
| 2015-10-18 20:21
| 思考
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